日本人の1日あたりのたんぱく質摂取量は高度成長期に急上昇し、1995年にピーク(81.5g)となり、ダイエットなどの影響で2000年ごろより急激に減り、2019年には戦後間もない1950年ごろとほぼ同水準になってしまっています。
たんぱく質を摂取すると常に消化吸収、利用、排泄のサイクルが動いており、3食で常に必要なたんぱく質を摂取する必要があるのです。
特に女性では朝食のたんぱく質が不足する傾向にあると言われています。
たんぱく質が不足すると体全体の代謝のバランスが崩れます。
筋肉が少なくて痩せた女性が妊娠した場合、低出生体重児(出生時体重2500g未満)が生まれやすくなり、低出生体重児は小児肥満や成人した後に生活習慣病にかかるリスクが高いことが分かっています。